宮崎県の東国原英夫知事は22日、県庁で記者団に対し、殺処分対象となったまま口蹄(こうてい)疫を発症していない種牛49頭について、国に処分回避を求める考えを示しました。これとは別に、感染防止のため避難させていた優良種牛6頭のうち1頭に感染の疑いがあるとして同日処分されたが、並んで飼育されていた残り5頭についても経過観察を求めています。
東国原知事は「種牛が1頭もいなくなるのは、日本の畜産に壊滅的な打撃を与え、被害は甚大」と主張。優良種牛だけでなく他の49頭についても救済を模索し、国に要請する考えを強調しました。
これに対し、現地入りしている山田正彦農林水産副大臣は記者団に「大臣と相談してみたい」とし、この問題について25日にも赤松広隆農水相と協議する考えを示しました。
保護責任者遺棄致死などの罪で25日に起訴された元俳優・押尾学被告(31)の弁護士が26日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見し、「えん罪。事件は作られたもの」と無罪を主張しました。押尾被告が、起訴されたことに激怒している一方、亡くなった田中香織さん(当時30歳)の遺族に対しては「腹を切ってでもおわびをしたい」と話していることも明らかにしました。
昨年8月2日の事件発生からもうすぐ半年。ようやく公になった押尾被告から田中さんの遺族へのざんげは、本人ではなく、弁護士の口から発せられました。
この日は前回の公判でも弁護を担当した木谷嘉靖弁護士ら3人が会見。木谷氏は押尾被告の気持ちを「遺族の前で腹を切ってでもおわびをしたいと言っている。『私がついていたのに』、『一緒にいたのに』と...」と代弁しました。関係者によると、押尾被告はこれまでも遺族に謝罪したいと漏らしていましたが、周囲に止められていたといいます。結果的にまだ事件後1度も田中さんの遺族に連絡は取っていません。
遺族への"謝罪"を表明する一方、公判では無罪を主張する方針を強い口調で明らかにしました。木谷氏は「現状では本件2案件はえん罪。押尾氏の言い分は一貫して十分信頼でき、無罪との心証を得ている」とし、保護責任者遺棄致死罪、田中さんに合成麻薬MDMAを渡したとする麻薬取締法違反罪(譲渡)に関して無罪を訴えます。合成麻薬TFMPPの所持罪は認める方針。
ドイツのハンブルク歴史博物館は20日、14世紀末にバルト海を支配した伝説的海賊クラウス・シュテルテベーカーのものとされる頭骨が盗まれたと発表しました。
頭頂部に大きなクギが刺さった印象的な頭骨で、博物館の目玉となっていました。盗まれたのは9日で、犯人は開館時間に入場者を装って侵入したとみられています。
シュテルテベーカーは義賊として知られましたが、ハンザ同盟から敵視され、博物館によると1400年に仲間30人とともに斬首された。頭骨は1878年、ハンブルクの建設現場で発見され、1922年から博物館で展示されていました。